ナムではいろんな個性を持った人が働いており、性格も得意分野も人それぞれ。
そんな中、一人一人の長所を生かすことで社会のニーズに応え続けています。
各職種のやりがいや仕事内容について、本人のリアルな言葉でお伝えします。
製造
木塚
制御盤の組立・配線から、現地での改造作業まで。
主な業務は、制御盤の組立・配線作業と完成品の検査です。組立・配線作業では、筐体の中にブレーカーなど様々な機器を取り付け、電線を繋いでいく作業をします。完成品の検査では、組立・配線が完了した制御盤の寸法が合っているか、機器や電線が図面どおりに正しい位置に正しい配線で取り付けられているか、正しく動作するかを検査します。時には、完成して納品された後の制御盤を、現地で改造作業を行ったりします。
できるだけ早く、そして美しく。
スムーズに組立・配線作業を進め、制御盤の中の配線が美しい製品を作り上げる瞬間に面白さややりがいを感じます。組み立てるだけであれば誰でもできてしまうことなので、制御箱内の配線をより美しく整え、よりスピーディーに作業することを自分自身への課題としています。以前よりも上手く、早く組立・配線ができたときは、上達していると実感ができうれしく思います。また、取り付けた複数の電線を1つにまとめて整えるのですが、それがどの角度から見ても美しくなるようにできたときは達成感を感じます。
心がけていることは、
業務の中からでも
日々学びを発見すること。
あらゆる図面をきちんと理解する難しさがあります。
制御盤の製造は設計図を読んで作業しますが、その図面の内容を理解できるようにならなければいけないことが難しいです。制御盤の配線作業が終了した後に、図面通り正しく動作するか電気を入れてチェックをする作業では、どこがどう動くのかをきちんと理解していなければいけません。制御盤の種類によっては、回路図が複雑で読み解くのが難しいものもあり、まるで謎解きやパズルのようだと感じます。時間を掛けすぎず、なおかつ正確な作業をする必要があるところに難しさを感じます。
1つ1つ丁寧に。ミスを見逃さないように。
基本的なことを1つ1つ丁寧に行うということが重要だと思います。1つ作業を間違えるだけで、制御盤そのものを壊してしまったり、お客様へ多大なご迷惑をお掛けしてしまう可能性があります。最悪の場合は事故に繋がったりもします。そのため、手順をしっかり見直しながら作業してミスや見落としが無いようにしています。また、「日々勉強」ということも心がけています。同じ制御盤でも、組立作業する人によって配線の仕方や見た目が違うため、他の人の作業を見ることは勉強になります。
経験が無くても、向上心があればどんどん成長できる環境です。
はじめは全く知識が無くても、日々業務をこなすうちに多くのことができるようになっていきます。工具の使い方や機器の種類など基礎的なことから始まり、色々な技術や知識を実際に作業しながら習得していくことができます。私も知識や経験が全くない状態で入社しましたが、先輩方から教わったり自分で勉強しながら、今では組立・配線から検査まで一通り行えるようになりました。覚えることが多く最初は不安を感じるかもしれませんが、向上心を持って業務に取り組めば、どんどん成長できる環境だと思います。
組立や検査など、今の仕事をもっと極めていきたいです。
制御盤の組立・配線作業・検査をするなかで電気や機械についての知識を増やして、今よりももっとスピーディーに仕事ができるようにしたいと思っています。図面は制作された方によって書き方が違うので、読み解くのに時間がかかります。配線や検査を確実にこなすのはもちろんですが、業務の中で経験を積み今よりも図面への理解を深めて今よりも作業スピードを上げることを目標にしています。自分にとっても、お客さまにとっても、よりよい仕事ができるような活躍が出来るよう頑張っていきたいです。